薄毛の悩みを隠したいという気持ち

長年美容師として髪を切ってきたら、長い間髪を切ってきたお客さんは段々と薄毛になってくるのを感じます。前からくる人、てっぺんからはげてくる人・・・。

ただ、男性はほぼ100パーセントと言ってよいほど、美容師に対してでも薄毛の悩みを隠してきます。しかし注文する髪形は薄毛を隠すものばかり。そして薄毛の悩みは決して言っては来ません。

ネタに出来るようになったら美容室は卒業してしまうのです。

こんなパターンがありました。

20代半ばから30代半ばまで美容室に来て頂いていた人で、30代を過ぎた頃から急激に前からも後ろからも薄くなって来ている人がいました。

注文する髪形がドンドンと短くなって、その上で後ろをすいてくれと言うので
「?それでいいのかな?」
と思って切ったのですが、後で考えると全体的に髪が薄い方が前とてっぺんの薄毛が目立たないからなんだと感心したものです。

それからは段々と2週間に一度切りに来るようになり(少しでも伸びると薄毛が目立つ為に)それでも薄毛には一切触れてこないのでこちらも触れないように、そしていかに薄毛が目立たない髪形にするかを研究したものです。

変にパーマをあてたり伸ばしたりするよりは、短い髪形を維持する方が目立たないし爽やかですからね。

そんな事をしている間に彼は彼女を作り、結婚して薄毛をネタにする位までになり今では奥さんに家で坊主にして貰ってると彼の家族から聞きました。奥さんが出来た事で、自信が出来てネタに出来るようになったのですね。

薄毛が進んできた・・・そのことは確かにツライものですけれども、それを隠しているといつまでも前進出来ません。

美容師は髪型について多くの方をみていますし勉強もしていますから、相談してくれるともっといい髪形や育毛に関するいい情報ややり方などを教えて貰えます。頼りにして貰えてないなと感じると美容師としても少し寂しいので、是非お気軽に相談して頂けたらと思います!