ずっと同じ髪形を望む気持ちと薄毛について

「いつもと一緒で」
美容室に長く来てくれている男性のお客さんでこう言う方はとても多いです。

いつもと一緒・・・という希望に沿って進めたいのは山々なのですが、それでも10年もたつと一緒の髪形にはできないことが多々あります。薄毛もそうですが、髪の質が変わってきたり、パーマならパーマが古くなっていたり。

前が薄くなってきたのに、それを強調するような髪形ならば「もう少しここを長めに切ってもいいですか?」とさりげなく聞くようにしています。

髪が薄くなっていることに本人も気が付いている場合もあるとは思いますが、思いっきりモデルチェンジと言うのはなかなか言うのが恥ずかしいのではないでしょうか?

こちらも「もしかして薄くなってきてるのに気が付いてる?」と思う場合が多々あります。ですが、美容師も接客が大切ですからそんな直接的なことは言いません。

「流行が終わってしまったので、こちらの髪形の方がいいですよ~」
という感じに言います。

それで了承していただいてカットを終えた後は、新しくなった髪形に対して薄毛を隠すようなセットの仕方をイチから教えます。男性客はほぼ、その通りに毎日セットしてくれるのです。

男性のお客さんで長年切ってる人は薄毛になっていく人が多いので、美容師の方としては全く気にならないのですが、本人は気にされる方がとても多いです。

ただ美容師から新しい髪形の提案をして来た時には、薄毛に気が付いているけどもそれを気にしているとか気を使っているわけではないと思っていて下さい。実際のところ、本当に全く気になっていないのです(笑。

逆に、その人に合う髪形でないと、「どこのお店で切ったの!?」と聞かれた時にお店が恥ずかしいのです。

1つアドバイスとして、芸能人やモデルなどを指して、ああいう髪形にしたいと言うのもありです。むしろ、いつもと同じ髪形は3年を限度に変えて行った方が、若く見られるし、おしゃれに気を使ってるんだと思われますよ。第一印象はとっても大事ですからね。

特に男性は髪形をずーっと変えない方が多く、自分が輝いていた時の髪形をそのまま継続する傾向にあります。しかし、おしゃれを考えるならその時々の流行の髪型を取り入れるように意識しましょう。